塗り替え工程

現場調査、塗料の厳選、適切な施工で高品質を実現

1.足場、飛散防止ネット設置

  • 作業を安全で確実に行うため、足場を組みあげます。また近隣住宅、ご自宅の車などへの塗料の飛散防止のため、ネットを貼ります

2.養生

  • 塗料を付着させたくない窓や入り口ドアにテープ、ビニールシート等で保護養生します。
  • 作業工程や状況によっては、駐車している車にすっぽりシートを被せ完全に保護します。

3.高圧洗浄

  • 汚れ、カビ、苔などを高圧洗浄機を使用し、水圧で吹き飛ばすように除去します。塗料の持ちや、仕上がりを良くするためには、隈なく、しっかりと行います。

4.下地処理

  • 建物の塗装、特に塗り替え塗装では、重要な工程で、当社では、最もこだわりを持って行っています。
  • 塗装を終えてしまうと見えなくなってしまうのが下地処理です。この工程が如何に丁寧に行われたかどうかで、5年後10年後に大きな差が生じます。事前のご説明と中間でのご確認をしっかり行い確実な処理を心がけます。

下地処理には、次のような種類があり必要に応じて行います。

A.クラック(ひび割れ)の処理

  • 表面部分の浅いクラックに対しては、下塗り材を刷毛などで刷り込みます。
  • ひびの深い、構造クラックに対しては、ひび部分をV字にカットし、プライマー塗布、そしてシーリング材を充填し、確実に補修します。

※下地の素材によって処理が変わります。コンクリートの場合、エポキシ注入など必要な場合があります。

B.弱くなった塗膜の除去処理

  • 膨れや剥がれで弱くなった塗膜は、高圧洗浄だけでは取れません。手工具で弱くなった塗膜及びその周辺を剥がします。

C.パターン調整補修処理

  • V字カット処理した部分や塗膜を剥がし部分は、そのまま塗装をしてしまうと、元の厚みや塗装模様がなくなっていますので、凸凹を無くし、既存の塗装模様(パターン)に合わせた表面の調整を行い、仕上がりに一体感を待たせます。

D.サイディング壁のシーリング処理

  • サイディング壁の目地や窓枠廻りのシーリング処理を行います。シーリング材の寿命は、太陽の光(紫外線)や雨水の当たり具合によっても異なりますが、約10年といわれております。年数の経過とともに、肉やせしたり、堅くひび割れしたりして防水効果が無くなる恐れがあります。工法としては、劣化の程度により、既存材の上から新しいシーリング材を打つ「増し打ち」と既存材を撤去し新しいシーリング材を打ち直す「打ち替え」とがあります。
  • 当社では、10年以上経過している場合は、「打ち替え」を推奨しております。

E.鉄筋コンクリート造建物の補修処理

  • コンクリートの酸化による鉄筋の錆、錆の膨れによるコンクリート部の破損が生じている場合、もろくなった部分を除去後、鉄筋錆落とし、錆止め塗布、プライマー塗布、そして樹脂モルタルを充填の処理を行います。
  • モルタル部分がコンクリート躯体から浮いてしまい、将来剥がれ落ちる恐れが生じている場合は、エポキシ樹脂注入工法の処理を行い、モルタル面を固着させます。

5.下塗り

  • 下地処理が終了した素地面への最初の塗装で、保護や美観の目的の上塗り材と下地をしっかり密着させるための工程です。
  • 下塗り材には、シーラー(プライマー)、フィラー、錆止めなどがあり、素地面の種類や劣化の状況によって使い分けます。
    <シーラー(プライマー)>
    シーラーは、下塗り材としては、粘度が少なく、素地面に浸透し、凹凸がそのまま表れてしまいますので、スレート屋根や比較的劣化が少なく素地面がしっかりしている外壁面などに使用されます。
    <微弾性フィラー>
    フィラーは、下塗り材としては、粘度があり素地面にも浸透しませんので、下地処理で生じた凹凸を無くし、上塗り材と下地をしっかり密着させます。また、砂骨ローラーを使用し厚塗りや模様調整を行い、下地処理痕を目立たないように仕上げることができます。また、厚く塗ることで、壁面の防水機能を高めることができます。
  • 劣化が進行し、かつ凹凸の粗い下地面を下塗りする場合は、(下地への浸透性の高いシーラー + 凹凸面への追従がより大きい弾性フィラー)の組み合わせを選択することもあります。
    <錆止め>
    金属製の屋根やサイディングボードの塗り替えの場合、錆の発生がある場合、これを除去した後に、錆止め効果のある塗料を塗布します。

6.中塗り、上塗り

  • 下塗りを含め、当社では通常3回塗りを標準としております。中塗り、上塗りは通常同じ塗料を使用し、2回塗ります。
  • 上塗りで使用された塗料が、最終的な塗装の持ちや仕上がり感を決定します。
  • 汚れの付きにくいセルフクリーニング塗料、太陽光の熱侵入を減少させる遮熱塗料のような機能性塗料や、石材調やコテ仕上げ調のようなデザイン性の高い塗料など、ニーズに応じて選択することもできます。
  • 当社では、通常はシリコン樹脂塗料をお勧めしております。価格と耐久年数のバランスが戸建住宅のメンテナンスのサイクルに適していると判断しています。

※各塗装工程では、十分な乾燥を確認して次の工程に入ります。一定の工期が必要となります。

7.工事完了検査

  • 屋根、外壁の主要塗装工事、及び軒天、破風、雨樋などの全ての付帯工事が終了した時点で、養生を取り除き、お施主様立会いの下、塗装の完了検査を行います。塗り残しや塗料汚れなど不具合が発見された場合は、補修・修正作業を速やかに行います。

8.足場解体、清掃、お引き渡し

  • 修正作業も含め全ての工事が完了したことを確認し、足場を解体し、周辺の清掃を行い、物件のお引き渡しとなります。
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